【3月公演ブログ⑯】役者・振付 渡辺晏夏

群馬に持っていたら急に壊れて使えなくなったパソコンが、千葉の自宅に帰って来たとたん何事もなかったかのように復活しました。
何か呪縛でもあるのでしょうか。

こんばんは!今日もブログをお届けしますよ!
第16弾を飾るのは我らがEMの代表、役者・振付の渡辺晏夏です!

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どうも!今回の公演では役者と振付を担当しています、渡辺晏夏(わたなべはるか)です!

私が磨いているものは、”鏡”です。
私は現在実家暮らしをしていて、しかもとても恵まれている環境に甘えて、あまり家のことをしない生活をしているんです。
それはとても良くないことなんですけど、それでもそんな私が定期的にこっそりしている家のことが洗面所の掃除で、、
その洗面所にある大きな鏡を磨いています。

鏡って、私にとって自分自身を客観視できるツールなんですよね。
たとえば、あーちょっと太ったなとか顔むくんでるなとか、体型のことから健康状態もわかるし、
笑顔が作れないときは本当にしんどいときだってわかるし、
つり目になってきてて口角下がってたら性格悪くなってる時期だってわかるし、
肌の調子がよかったり髪がまとまってるときはきょう調子いいぞってなるし、
ダンスも鏡をみて自分が1番かっこよくみえる踊り方を演出していたり、、。

そういえば、鏡に映った自分以外の人を見ると違和感を覚えたりしますよね、
いつも見てるその人の反転が映るから全然印象が違ったりするんだなと思って。
その人はその人なのに、鏡のなかのその人は別の人みたいなそんな感覚。
舞台に立ってるときもそういう感じなのかなと思います。その人なんだけどその人じゃない別の人になっている。同期だったり後輩だったりのはずなのにまったく別の人になってて、その人たちと関わることで私も私だけど私じゃない誰かになっていくような。

今回の公演は私にとってはミュージカルサークルEMという場所からの引退公演になります。
観に来てくださるお客様ひとりひとりにとっても私にとってもたった1回のそのとき限りの公演であることには変わりありませんが、この場所で舞台に立つのは最後になる予定です。
一瞬一瞬楽しんで、自分の心もお客様の心も仲間の心もがんがん揺さぶって震わせて、最高の公演にできるよう、残り何日かがんばりたいと思います。
本番当日、みなさまにお会いできることを心から楽しみに願って。

(この写真はハワイのホテルで撮ったものだそうです)

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ミュージカルサークルEM3月公演
『飾るな、磨け。』
作・演出:三品万麻紗
日程:3月10日(金),11日(土),12日(日)
会場:中野 劇場HOPE 
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