【新歓ブログ⑤】EMの魅力 16代 金子晴菜

みなさまこんにちは!

新歓公演が無事終演いたしました!
ご来場いただいた皆様、大変ありがとうございました。
新歓公演をご覧になってEMに興味を持たれた方がいらしたら幸いです。

新歓ブログ第5回は、16代 金子晴菜(かねこはるな)!
2年間EMで役者として舞台に立ち続けてきた彼女が語るEMの魅力とは?

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みなさんこんにちは!16代の金子晴菜です。
EMでは役者、制作、衣装として公演に関わっていました!
特に役者としては、その虜になって2年間皆勤賞です。それだけ楽しく、充実した時間が過ごせたのだと思います。
さて。新歓ということで。
EMの1番の魅力は、「深くて強いつながり」だと思います。
同期と、先輩と、後輩と。演出と役者、演出とスタッフ、スタッフと役者。
どんな関係でも、深くて強い、つながりができます。
仲間と舞台を作るのは、本当に本当に楽しいです。そして照明に照らされて舞台に立つのも、そこに立つ役者や舞台そのものを輝かせるものを作るのも。でもその本当の楽しさは、もしかしたらみなさんが想像しているものと違うかもしれません。
というのも、これまで約20年バラバラに生きてきた人たちがひとつの作品を一緒に作り上げるということは、想像以上に難しいことなのです。楽しいだけじゃない。
作品でやりたいこと、伝えたいこと、よりよくすること、そのために必要なこと。これを共有して理解することの、なんと心と体を使うことか。価値観も経験してきた感情も違う。「悲しい」という感情一つ取ってもバラバラなのに、ひとつのメッセージを目指すんですから。

だから公演準備期間中、私たちは稽古場でたくさん作品や役柄、自分自身のことをお互いに話し合います。それから一緒にバカなことをしたり、ご飯を食べたり、朝まで作業をしたり。その中で時にはぶつかるし、しんどいし、めんどくさいこともある。大泣きしたことも、逃げ出したくなることも、気に入らないこともありました。
だけど、それは作品に対する熱量やこだわりゆえだって気づいた時に、みんなのことが大好きでいとおしくてたまらなくなるんです。お互いに同じ作品を作る人間として関わるから、先輩とも後輩とも距離がぐっと近くなるんです。気づいたら作品や公演に関係ないところでも繋がっていたり。

そして、輝く瞬間も絶望の瞬間も共に過ごすと、そのぶん「深くて強いつながり」ができてるんです。だからEMでは上下の垣根も男女の垣根も、ものすごく低いです。そういうものを超えた何かで繋がっているから。
金子晴菜と、EMの面々
言わずもがなですが、そういう舞台づくりは心の底から楽しくて、キラキラわくわくして、胸がいっぱいになる程の感情を知って、充実したものです。だって、自分が「やりたい!」って言ったことを受け入れてくれる、助けてくれる、厳しいことを言ってでももっといいものにしてくれる人がいる。
そんな時間を経て作った舞台を本番をお客様にお見せした時、その積み重ねたものがお客様と化学反応を起こして、強いエネルギーになる。これが、EMの舞台の魅力なのだと思います。私たちにしかできない舞台になるのだと。
今これを、14代の卒業公演のお手伝いとしての待機時間中に書いてるんですけど。
舞台に立ってキラキラしてる先輩たちの声が聞こえてきて、舞台裏で見守っているスタッフさんたちの緊張を感じて、ニヤニヤしてます。お互いへの、作品への愛で劇場が溢れちゃってるから。こんなサークル、ミュージカルや演劇の団体、なかなかないと思う。
もちろん私が魅力に感じることは他にもあります。
例えば、気のすむまでこだわったものづくりの楽しさ。ほんの少し変えるだけで詰めるだけで、演技が格段に良くなった時の喜び。作品のメッセージや意図がうまく盛り込めたものを作れた時の達成感。スポットライトを浴びて歌やダンスをしている時の「生きてる!」って実感。

2016年度1年生公演「まっしろな夜明けまで」舞台写真(中央)
どれもEMに入っていなければ、知ることのできなかったものです。

もしかしたら今これを読んでいるあなたがEMに入って、私と、私たちと、深く強くつながれる日が来るかもしれない!お会いするのを楽しみにしてます!!!
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2年間稽古場で過ごし続けた彼女だからこその、EMの魅力でした!

EMの新歓イベントはまだ終わっていません!
以下の日程のイベントに、ぜひぜひお越しください!!

4/24 (火) やっさいもっさい食事会
 18:30~ 小田急改札前集合

5/11(金)〜5/13(日) 新歓合宿
詳細を知りたい方や、参加希望の方はこちらまで!