[新歓ブログ③] EMの魅力 18代 豊島涼香

こんにちは、18の涼香です。
私は去年の七夕祭公演、秋祭公演、一年生公演にて、全て『宣伝美術』というセクションで参加しました。
『宣伝美術とは、ガラスの靴である。』これは私がEMに入りたての頃、宣伝美術の先輩から言われたことです。先輩の言葉を借りれば、”お客さんというシンデレラを舞台というお城へと誘う仕事”、それが宣伝美術なのです。そしてそれを行う宣伝美術(人)は、いわばガラスの靴職人、魔法使いなのです。
具体的には公演ごとにロゴをデザインしたり、宣伝のためのフライヤーをデザインしたり、公演グッズ(Tシャツやパーカーなど公演によって色々あるよ)をデザインしたり、とにかく宣伝物をデザインする仕事です。だからデザイン系に興味のある子はぜひおいで!!!イラレフォトショ使えるようになるよ!!!

去年の秋祭公演「バッドエンドはお断りっ!」のロゴ
デザインに興味はあってもセンスを問われる気がして怖いなあ、なんて思う人もいると思います。でも大丈夫です、最初のやりたい気持ちさえあればやってるうちにセンス磨かれてくる(多分)ので!自分のことをそう言うのは恥ずかしいけど、今このブログを読んでくれている君はきっとそんな才能の持ち主です。

去年の1年生公演「Hey, Mr. LOVE!!!」のフライヤー

ところで最近読んだ本にセンス=senseは意味だ、つまりセンスがあるということは意味があるということだというような一節がありました。私はこれを宣伝美術に当てはめられると思います。宣伝物の雰囲気は、舞台そのもののイメージと深く関係しています。どういう舞台なのかをデザインという形で示すために、演出さんと何度も話し合って方向性を決めながら、無数の選択肢の中から一つだけを選ぶのです。フォントや色、形、レイアウトなどの無数の組み合わせの中からただ一つだけを。むやみに個人の趣味を作品にするのとは違います。宣伝美術のセンスがいいということは、意味があるということ、つまり作品の雰囲気を表現しているということです。
私には/僕にはできない、なんて思わないでください。無数の可能性の中から一つを選ぶ行為は畏れ多いけれど美しくて、センス(意味)のある仕事だと少なくとも私は思います。
私はもともとものづくりがしたくてEMに入りました。ただそれだけです。舞台づくりがしたかったわけじゃありません。そのことで悩んだり、EM向いてないのかな、と思ったりすることが何度もありました。でも最近、それでいいんだと思えるようになりました。私はただ宣伝美術がしたいだけ、それだけでいいんだ。EMは誰かのやりたい!と思うことが叶えられる場所です。私の場合はそれが宣伝美術です。楽しいよ!みんなおいで!!!!!

最後に宣伝を。4/20と4/21に新歓公演があります。EMってどんな舞台なのかな、見てみたいな、そう思ったそこの君!!!どうか私たちが作るお城へと足をはこんでくださいな。きっと退屈させない魔法のようなひと時を過ごせますよ。

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