【番外公演】役者 佐々木勇輝

みなさま、こんばんは🌕(今日10/23は満月の前日らしいですよ。)
クラウドファンディング公開日(10/25)まで、あと残すところ二日。
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番外公演『里子ちゃん!?』のためのクラウドファンディング企画、ブログ第三回目は🍡役者・佐々木勇輝です🐵
役者を始めたきっかけ、EMでの経験からのマインド、クラウドファンディングについてのぶっちゃけなど、たくさん語ってもらいました❗️

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 みなさん、はじめまして。はじめましてでは無い方は、こんにちは。
 今回の公演で役者と振付を努めさせていただきます、佐々木勇輝と申します。まさか自分に順番が回ってくるとは、、笑。駄文ですが、読んでいただけたら幸いです。

今年の七夕祭の1枚



ーーーー人前に立つのが好きだった。

 昔から、卑屈で人見知りなくせに、ある劇団の公演に参加したりダンスを習ったりと、人前に立つのが好きな子供でした。舞台に立って何かを披露することが楽しくて仕方がなかったんだと思います。

 中高でも、舞台活動から離れたくなくて学校の授業や演劇部で裏方の活動をしていました。
裏方をしているうちに、「もう一度自分が舞台に立ちたい!!」という気持ちがムクムクと膨れ上がってきて、大学では他のサークルはほとんど見ずにこのEMに飛び込んでいました。

 そんな勢いと軽い気持ちで役者をやると決めた私ですが、EMに入って、集客も運営も全部自分たちの手でやるようになると、今まで自分は本当に自己満足な舞台活動しかしてこなかったんだということを思い知らされます。

 サークルでの活動はすっごく楽しいです!ただ、人に見せること=それにふさわしいクオリティが求められるんだと感じました。

 

1年の七夕祭の役者集合写真

 

 今回の公演もそうですが、私たちの公演ではチケット代としていくらかお金を頂戴します。チケット代、交通費、公演時間に移動時間と、お客さんは私たちの舞台のために「わざわざ」お金と時間を使ってくれています。公演の顔となる役者はそれに見合うものを披露しないといけない。

 自分たちにそんな価値はあるのか?

 今も悩みます。考えると、昔からダンスも演技も裏方も、「楽しい」という感情を最優先にして「うまくなりたい」という気持ちをその次にしていました。でも今は、お客さんを満足させるレベルのものを作らなくては。

 当時の私はここでよくない考えに至ってしまいました。向上心は義務と捉えてしまったのです。

ーーーー上手くならないといけない。

 勉強は強制されるとやりたくなくなる。

 なんてことはよくあると思います。スキルアップを義務だと捉えている間は努力をしても実になりません。好きで始めた役者なのに、役者としての成長を義務だと感じていました。

 そうすると、無意識に努力を避けるようになっていて、なんとなーく楽しいことだけして公演を終わらせようとしていました。そんなことばかりしているとそのうちツケは回ってきます。

 私が役者としての力不足を強く感じたのは2年生の秋の学園祭で主役を努めた『深緑より』という作品でした(ミュージカルサークルEM2017年度秋祭公演)。

 主役という大役は、中途半端な義務感と覚悟では到底務まるわけもなく、悔しさを多く残した公演となってしまいました。

 初めて、心から「うまくなりたい」と思った瞬間でした。

『深緑より』キャスト写真

 前向きな気持ちが少し出てきた、そんな時に参加したのが、桜庭一樹さんの小説を舞台加した『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』という作品でした(演劇集団ときめき怪獣 2018年1月)。

 周りはすごい役者さんたちばかり。とにかく自分で頑張らないといけない状況でした。どうしたらもっと面白くなるか、どうしたらお客さんに楽しんでもらえるか。当たり前だけど大切なことに徹底的に向き合ってみました。

 すると、少しずつですがわかることが増えてきて、舞台が楽しくなってきました。向き合い方って大切ですね(笑)

ーーー舞台はこれから。

 『里子ちゃん!?』に参加した理由はやっぱり、やりたかったからです。勢いだけで突っ込んじゃう癖は無くならないですね。きたる就活、直前の最後のチャンスってこともあります(笑)。

 少しだけ悩んだのですが、やっぱり役者を頑張ってみることにしました。理由は、もっと上手くなれる気がするからです。

 2年生の終わりに、ある方から、
「舞台はこれからだからね。もっと頑張れば色々なことがわかってくるから。」
という言葉をいただきました。

 役者をいつまで続けるのか、後何回舞台に関われるのかはわかりません。ですが、せっかくこれからなんだから!!この公演でどんな発見があるか。今からすごくワクワクします。

 どんな役かはまだわからないですが、えらいことになりそうな予感が。今の目標は努力を楽しめるようになることです。自分も楽しく、来てくださったお客さんにも楽しんでもらえる舞台にしたいです。

 そして、今回は番外ですがEMとしての公演です。今回初の試みも多数あり、EMを多くの方に知ってもらうきっかけになればいいなと思います。EMが長く続くサークルとなるために、その一助となりたいです。




ーーークラウドファウンディングについて、ぶっちゃけ。

 正直な話、初めて聞いた時は「集まるわけがない」と思ってしまいました。今もちょっと思っちゃっています。EMにとっても、私自身にとっても全く初めての試みで、「あの、噂のクラウドファウンディング・・・」って感じです(笑)。

 自信が無いのかもしれません。お金という大切なものを「わざわざ」私たちの活動のために出してくださる。自分たちはそれに見合うものを返せるのか?とにかく怖いです。でも、始まってしまった以上は自分のベストを尽くしたいと思います。

 せっかくの新しいチャレンジですから、とにかくやってみないとですよね!!

3年生、七夕祭にて。主宰のみっちーと。
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慶應義塾大学 ミュージカルサークルEM 番外公演
「里子ちゃん!?」
◆開催日程
12/1 14:00/18:00
12/2 12:30/16:30
*公演時間は約2時間を予定しております。
◆会場
中板橋新生館スタジオ
◆料金
《前売り》
一般 1700円
大学生・専門学生 1500円
高校生以下 1000円
《当日》
一般 1900円
大学生・専門学生 1700円
高校生以下 1200円
*クラウドファンディングで3000円以上ご寄付いただくと、特別席のご用意となります。
◆チケット予約
ticket.corich.jp/apply/95745/
◆出演
佐々木勇輝
菅原紀子
高橋宙
西ヶ谷彩奈
沼田洸希
原島恵珠
森本圭吾
山田青空
◆スタッフ
脚本・演出 有賀実知
演出助手 渡邉さや 石川舞香
舞台監督 石川詩穂
美術 辻美生 戸堀佳苗 平田匠
音響 境大軌 常田佳穂 古谷優樹 原島恵珠
照明 佐野瑛美香 松橋百葉
宣伝美術 松島千晃 西ヶ谷彩奈 小崎彩子
動画 松井由依子 日生ケイン
衣装メイク 松島千晃 本宮圭 渡邉さや
ダンス振付 佐々木勇輝 松井由依子
歌唱指導 柴田瞳
制作 千頭郁葉 土田妃華
お問い合わせ
[HP]http://em.sfc.keio.ac.jp/
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