皆様おはようございます!☀️
ミュージカルサークルEMでは、新歓合宿に向けて班分けやダンス練習など、いよいよ新入生と一緒に活動が始まって参りました🎶
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新歓ブログ、まだまだ続きます!!
本日紹介するセクションは『舞台美術』です!
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舞台美術のお仕事
舞台美術の仕事は、「その空間を物語の世界に変え、お客さんを物語の世界に入り込ませること」です。会場に入った時、一番最初に目につく舞台美術は、その舞台の第一印象を決める重要な役割を果たしています。目に入った瞬間、見た者の心を鷲掴みにするような芸術を、一緒に作りませんか?
まずは、脚本を読み込んだ後、脚本さんや演出さんと話し合いを重ねます。舞台の世界観、イメージカラー、装飾など、脚本さんや演出さんの理想に近い舞台を実現するために必要なことはたくさんあります。私たちは、その要望を聞きながら、また、新たに自分の意見を提案しながらイメージを確立していきます。そして完成するのが、「ラフ画」です。計画も無しにいきなり舞台作りに取り掛かるのではなく、まずは舞台全体のイメージを絵に描き起こします。描いては確認、描いては確認を繰り返し、最終的に脚本さんと演出さんからOKが出たら、ラフ画の完成です。完成版のラフ画を座組全体に共有することもお忘れなく。ゴールを全員でイメージすることはとても大切です。
次に「プラン図」です。出来上がったラフ画を元に、実際の寸法を割り出し、「何をどこに設置するのか」「何をどのくらい作るのか」「舞台の広さはどのくらいなのか」ということを決定します。プラン図は言わば舞台の設計図です。小さなズレでも舞台が立たなくなったりしてしまうので、この作業は慎重に、丁寧に。
また、これは公演毎に異なりますがパソコンで舞台の立体モデルを作ることもあります。プラン図を元に、実際に舞台を立てた時にどう見えるのかということを、360度あらゆる角度から見ることができます。
プラン図が完成したら、いよいよ舞台作りを始めます。EMの舞台美術は基本的に全て木材でできており、トンカチや鋸を使って毎日地道に作業します。この作業は「たたき」と呼ばれ、舞台美術の仕事内容の大部分を占めます。授業の空き時間、放課後、休日、使える限りの時間を全て使って作ります。
そしてたたきの最終段階は、「塗り」です。ペンキで舞台美術に色をつけていきます。とても大きな面に塗るので大変ですが、舞台美術の見栄えはほぼここで決定されるので非常に重要な作業です。その分、出来上がった時の達成感もひとしお。
舞台美術の魅力
正直、舞台美術が完成するまでは辛いこともたくさんあります。作業が思い通りに進まなかったり、野外での作業なのでめちゃ暑いor寒いことも多々。迫り来る締め切り……毎日毎日限られた時間の中で舞台美術を完成させるのは簡単なことではないし、悩みだって尽きません。それでも私達が舞台美術を作り続ける理由は、出来上がった時の達成感を知っているからです。
苦労して作った舞台が立つ。
物語の幕が上がる。
役者がその中で踊る。
音響が鳴り響く。
照明が煌めく。
本番は、私たちの作った物語の世界がそこにあります。本番のその光景を見たら、それまでの苦労が報われた気がして気持ちがほっこりします。きっと私達もお客さんが受ける感動と同じ類の感動を求めて作ってるのだと思います。
もちろん楽しいことだってたくさんあります。
1日の作業の終わりに先輩方と一緒にご飯に行ったり、舞台美術セクション以外の人もお手伝いにきてくれたり。舞台美術は1人では作れません。だからこそ人との繋がりが大切で、一緒に舞台を作る楽しさを知ることができます。
ものづくりが好きな人、絵を描くのが好きな人、芸術が好きな人、誰でも、興味のある方は、ぜひ遊びにきてください。
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舞台づくりに興味をもってくださったそこのあなた!まだまだ間に合います。七夕祭から、一緒に舞台作りを始めませんか?
質問、入会希望は公式Twitterにお問い合わせください!