お久しぶりです。
本公演『もけけの森で』において役者をつとめさせていただきます、土佐 貴と申します。
さて。
あれは三ヶ月前の話です。
今年EMに入ってきてくれる新入生と食事会を開いて和気藹々と会話を楽しんでいたとき、ふと視界の端に何か光るものを見つけました。
あれはなんだろうと目をこすって改めて見てみると、そこにはひとりの青年の姿がありました。
その青年は名前を高橋 拓也といい、私が今まで見てきたどんな新入生よりも舞台映えしそうな男でした。
顔良し、声良し、スタイル良しと三拍子揃った拓也を見ていると、今でも生まれながらの不平等を痛感します。
そんな拓也も今ではすっかりEMの看板役者。
本公演『もけけの森で』では、
ちょっとむかつくインテリ系もののけ男子《勉三》
部下をゴミのように扱う上司《鬼山》
の二役を一人で見事に演じ分けています。
高橋 拓也
その甘いマスクから発せられる辛辣な美声に思う存分酔いしれてくださいませ。
土佐